ペインは雨隠れの里に潜入調査をした自来也を倒したり、九尾を手に入れるために木の葉の里を壊滅状態にしたりとヤバすぎる強さを持っていますよね。
ペインは6人いて、そのうち何人かを自来也が倒しましたが、しばらくすると生き返えっていたりと謎が多いキャラでもあります。
そこで本記事では、このペインの正体と倒しても生き返る理由、ペイン六道について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- ペインの正体
- 生き返る理由
- ペイン六道の名前・能力
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目次
【ナルト】ペインの正体は自来也の弟子
ペインの正体は、自来也の弟子である「長門」になります。
しかし、ペインは6人いますが、この中には長門はおらず、遠くの場所からペイン6人を長門がチャクラを送信して操っています。
自来也が残したダイニングメッセージ「ほんものはいない」という意味は、ペイン6人の中に本体はおらず、別で操っているものがいるぞという意味だったことがわかります。
【ナルト】ペインが生き返る理由は?
ペインは6人いますが、倒しても倒しても生き返ります。
なぜ生き返るのか?不思議ですよね。
自来也もこれには苦戦して、倒したはずのペインが生き返っており、最終的にはペインにやられてしまいます。
生き返る理由は、ペイン6人のうちの「地獄道」というペインが鍵を握っています。
この「地獄道」の能力がペインを生き返えしています。その能力はというのは、閻魔を口寄せして魂を抜いたり、死んだ者に魂を入れたりすることができるため、倒したはずのペインが生き返ったわけです。
長門はこの能力で、木の葉を襲ったときに亡くなった者を生き返らせました。
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【ナルト】ペイン六道について
ここからは、ペイン六道について詳しく解説していきます。
ちなみにペインとは、「痛みや苦痛」を意味します。
ペイン六道は、かつて忍びだった人たちの遺体になります。そのため、自分の意志で動いているわけではなく、ペイン六道の本体である長門がチャクラを送信して、死体を動かしています。
また、ペイン六道全員が自来也が出会ったことがある忍たちになります。
なぜ死体なのに動くのか?
なぜ死体が動くのかというと、ペインの体には黒い棒状のものが埋め込まれています。
これが長門からのチャクラを受信して動くようになっています。傀儡の上位互換みたいなところでしょうかね。
この黒い棒状は、チャクラの受信だけではなく、武器としても使うことができます。また、相手にこの黒い棒を使ってチャクラを流し込むことで、感覚を錯乱させることができます。
なぜ全員が輪廻眼なのか?
ペイン六道は、全員が輪廻眼の目をしています。
輪廻眼を全員が開眼したわけではないです。輪廻眼というのは、「忍びの始祖」である六道仙人が使用していた瞳術であり、何人も開眼できるものではありません。
それではなぜ、全員が輪廻眼の目をしているのか?
その理由は、口寄せ輪廻眼という術で輪廻眼をそれぞれにコピーして、輪廻眼を持つものだけができる術を付与しているからです。
また、輪廻眼をそれぞれに持たせることで、視界を共有しています。
自分が見えていなくても、誰かが見ていれば見えるということになります。この視界の共有には、自来也も手を焼きました。
ペイン六道を作った理由は?
長門は自分で行動することができなくなってしまったため、ペイン六道を作りました。
長門は輪廻眼も開眼しているため、忍術はすべての性質変化を持ち合わせており、最強の忍びだったことは間違いないです。
しかし、自分で動けなくなる出来事が起きます。
それが、雲隠れの里のリーダーであった半蔵と戦闘したときになります。ともに行動していた小南という仲間が半蔵に人質に囚われてしまいます。
そこで半蔵が、究極の選択を要求します。
「今ここで、こいつ(小南)を助けたければ、暁のリーダーである弥彦をやれ」と長門に要求したのです。
その当時、暁はそこまで戦力になる組織ではありませんでしたが、力をつけてきた暁に恐れ始めていた半蔵が、暁をつぶそうと企んだわけです。
しかし、長門にはそんなことはできるはずもなく、躊躇している間に弥彦が長門の手に持っていたクナイに刺さりにきて、弥彦が自害しました。
弥彦が死んだことで長門がブチ切れて半蔵を倒すために、外道魔像を口寄せします。この外道魔像というのは、十尾の抜けがらであるため普通の口寄せの術とぜんぜん違います。
外道魔像に長門のチャクラを奪われてしまい、衰弱してしまいます。外道魔像の口寄せにより、半蔵を倒すことはできませんでしたが、追い返すことはできました。
しかし、外道魔像に長門のチャクラがほとんど奪われてしまい、自分で行動できなくってしまい、ペインを作って行動するようになりました。
【ナルト】ペイン六道の能力について
ペイン六道は、名前のとおり6つの道で構成されています。
「天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道」になります。
それぞれに異なる術・能力を持っていますので、詳しく解説していきます。
天道
天道は暁の創設者である弥彦になっていて、ペイン六道の中で中心的な存在となっています。
その理由は、弥彦が死んでも暁のリーダーは弥彦であるという長門の想いからなっています。
「神羅天征」、「万象天引」、「地爆天星」など引力をつかさどる術を使用しますが、この術は六道仙人が使用していた術になります。この術で月を作ったと言われています。
「神羅天征」は一度使うと、5秒間使用できないというインターバルがあり、唯一の弱点になります。
使う術は以下のとおりです。
- 神羅天征:何でも跳ね返してしまう(斥力)術。人はもちろんのこと、忍術も跳ね返してしまいます。
ナルトの大技である螺旋手裏剣をも跳ね返して消してしまいます。
木の葉に攻めてきて、壊滅状態にしたのもこの術である。 - 万象天引:何でも引き寄せてしまう(引力)術。フカク様がやられたのもこの術である。
- 地爆天星:物体を引き寄せる球を作り出し、岩などの物体を引き寄せて相手を閉じ込めてしまう術。引き寄せる球が破壊すれば、術が止まってしまいます。この弱点は、イタチが見つけてナルト・ビー・イタチで各々の得意な遠距離攻撃でこの術を止めました。
人間道
長髪でスラっとした細見の身体が特徴的です。
相手の頭に手を置くことで記憶を読み取ることができ、記憶を覗かれたものは魂を抜かれて死んでしまいます。
相手の記憶を解析するスピードは速く、一瞬で読み取ることができます。
山中一族も記憶を読み取ることができますが、特殊な装置が必要であり、時間もかかってしまいます。そのため、一瞬で読み取ったことに対して、驚いていました。
使う術は以下のとおりです。
- 吸魂の術:相手の頭に手を置くことで、記憶を読み取ることができるうえに、魂を抜き取る術。
修羅道
ロボットみたいな見た目をしており、人傀儡に身体が改造されています。
体中に武器が仕込まれており、武器を口寄せしたりできます。
近距離型から長距離型の武器など戦況に応じた武器に換装し、どんな相手にでも対応できるようになっています。
本来は自分の身体に口寄せして使用しますが、ペインの1人が改造されてこの術を使用しています。
使う術は以下のとおりです。
- 修羅の攻:体に武器を口寄せして使用する術。ミサイルやレーザー砲も口寄せできる。
ペイン修羅道はこの能力を付与されてる状態であるが、本来は長門が行ったようにカラクリの鎧を口寄せする術である。 - 弾頭の火矢:右腕に仕込まれたミサイルを発射。手首をつかんで引き抜くことでミサイルが発射される。
- 怪腕の火矢:左腕に仕込まれたロケットパンチ。分厚い岩盤も容易に砕くほど強力である。射出する手首をチャクラで爆発させ、推進力を上げている。
畜生道
長い髪を後ろで結んでいる男で、口寄せの術を使います。
自来也と戦ったときは男であったが、木の葉に攻めてきたときは、背の小さい女のペインに変わっています。
動物を口寄せするのはもちろんのこと、ペイン自体も口寄せすることができます。
この能力を使って、結界が張ってある木の葉へ侵入したとき、口寄せができるこのペインが先に侵入し、ほかのペインを口寄せしました。
そうすることで、木の葉へは1人だけの侵入と誤認させてました。
使う術は以下のとおりです。
- 口寄せ輪廻眼:口寄せしたものに輪廻眼をコピーし、視界を共有する。長門がこの術と外道の術でペイン六道を作りました。
与えるチャクラ量を増やすことで、六道の力1つを与えることができます。
餓鬼道
体格のよい体をしていて、相手のチャクラを吸収する能力を持っています。
ナルトが使う螺旋丸などは吸収できますが、柱間の使う木遁の術などは吸収することはできません。
ナルトが仙人モードで戦っているとき、仙術チャクラを吸収しようとしましたが、蛙になってしまい石化して戦闘不能となりました。
忍術が効かないので、体術で倒すしかありません。
使う術は以下のとおりです。
- 封術吸引:敵の忍術を吸い込んで、消し去る術。忍術を吸い込んで、自分のチャクラとして取り込むことも可能である。
仙術チャクラも取り込めるが、訓練なしでは扱いが難しいため、取り込み過ぎると石化してしまう欠点もある。
地獄道
強面の顔をしており、尋問して嘘をつけば魂を抜いてしまう能力を持っています。
相手を手でつかみ、尋問されてしまいますが、質問には必ず答える必要があります。
閻魔みたいな顔を相手に見せて、魂を抜く能力でありますが、尋問されても嘘をつかなければ魂を抜かれることはありません。
抜き取った魂を他のペインに移すことも可能で、生き返すことも可能になります。
この術で、ペインにやられたはずのカカシも生き返っています。
そのためペイン六道全員を倒すには、この「地獄道」を倒さないと永遠に復活してきます。
使う術は以下のとおりです。
- 口寄せ・獄閻王:地獄、冥界の主である閻魔大王を口寄せし、魂を管理する。尋問して嘘をつけば、魂を抜き取ってしまう。
【ナルト】ペイン六道はどのように倒された?
自来也でも倒すことができなかったペイン六道がどのように倒されたのか説明します。
天道
ナルトを助けようと出てきたヒナタがやられてしまい、それに激怒したナルトは九尾化8本まで増えてダメージを与えました。
そして九尾化寸前で4代目火影である波風ミナトがナルトの心の中に登場し、ナルトは正常心に戻り、最終的にはお得意の螺旋丸で倒しました。
人間道
煙玉で視界をさえぎり、煙の中から螺旋手裏剣が現れ、逃げ遅れてしまい倒されました。
修羅道
カカシとチョウジ・チョウザで倒しましたが、ナルトが登場したときには蘇生されてました。
5代目火影である綱手が襲わせそうなときにナルトが登場したと同時にナルトの螺旋丸で倒しました。
畜生道
男➔フカク・シマ様が「魔幻蝦蟇臨唱」という幻術にかけ、自来也が妙木山秘伝の大きな石剣で突き刺し、倒しました。
女➔フカク様が仙術チャクラでガマブン太を投げて、ガマブン太の口の中で視界がさえぎられ、ナルトの螺旋丸で倒しました。
餓鬼道
天道による万象天引で、ナルトが引き寄せられて餓鬼道にチャクラを吸収されますが、
仙術チャクラだったため蛙になってしまい、最終的には石化となって倒されました。
地獄道
木の葉丸が倒しましたが、蘇生され復活しましたが、ナルトに倒されました。
ナルトが煙玉で姿を消して、空中に飛び螺旋連丸で倒しました。
ペイン本体である長門の最後
長門はペインを操作するために、木の葉の里の近くの高い場所にいました。
最後のペインである天道を螺旋丸で倒したあと、ナルトは仙人モードで長門からのチャクラを受信している黒い棒状を自分の身体に刺し、チャクラを逆探知しました。
ペインの本体である長門に会ったナルトは、怒りを抑えきれませんでしたがグッとこらえて、なぜこんなことをするのかを問い、長門は「この世は憎しみに支配されている」「世界に痛みを」と答えました。
それに対してナルトは、「なら、オレがその呪いを解いてやる!平和ってのがあるならオレがそれを掴み取ってやる!オレは諦めねぇ!」と言っています。
このセリフは昔、自来也に言った長門の言葉でナルトは自来也が書いた小説「ド根性忍伝」を読んでいました。
この小説の主人公の名前が「ナルト」であり、長門の目の前にいるのが「ナルト」であるため、驚いていました。
ナルトはこの小説と違うことをすれば物語が変わってしまう、そうすれば長門・ナルトの師匠である自来也が託した意志が変わると言い、憎しみにあふれたこの世界を変えてやる!と言いました。
この言葉に長門は心を打たれ、ナルトを信じてみることになり、この世が平和になることを願いました。
そして、長門は木の葉で殺めてしまった人たちを生き返らせるために「外道輪廻転生」の術を使い、カカシを含め木の葉の里全員が生き返りました。
また、この術を使ってチャクラを使い果たした長門は、赤い髪が白くなってしまい、亡くなってしまいました。
【ナルト】ペインを作った長門はどんな人物?
ペインを作った長門ってどんな人物だったのか、ご紹介します。
戦争孤児であった
ペインを作って操作している暁のリーダーである長門ですが、昔は戦争孤児でした。
幼少期は戦争中であっため、木の葉の忍びに両親を殺されてしまい、路頭に迷っていたところに弥彦と小南に出会い、共に暮らしていました。
3人は協力してなんとか生き延びていましたが、ある日「伝説の三忍」といわれた自来也・綱手・大蛇丸の3人に出くわします。
弥彦はこの戦争中の世の中で生き残るために、忍術を教えてもらおうと伝説の三忍に教えをこいます。
戦争を起こして、孤児になってしまった子たちを見て、自来也が「責めてものの償いだ」と言い、自来也だけが自分の身を守るために忍術を教えるという条件で、一緒に生活するようになりました。
逆に大蛇丸は、「ここでこの子たちを殺す?戦争を見てきた子どもはむごいものよ」と言っていました。
ここで殺していたら、また世の中が変わっていたかもしれませんね。
自来也と修行する
自来也と共に生活するようになりましたが、自来也が不在のときに忍びが長門たちに襲いかかってきました。
命の危険が感じた長門は、無心で忍びたちを倒していました。普段は心優しい少年ですが、大切な人が危険にさらされると暴走してしまうことがあります。
その原因が輪廻眼によるものでしたが、自来也はこの力を制御するために、3人に忍術を教えることにしました。
3人は忍術も上達し、自来也の影分身を倒すまでに成長しました。
3年ぐらい月日がたったとき、「もうお前たちに教えることはない」と言い、自来也は木の葉の里へ帰りました。
そして、大きく成長した長門・弥彦・小南は「武力頼らない平和の実現」をという目標を掲げ、弥彦の夢を三人で実現させるために、暁という組織を立ち上げました。
【ナルト】ペインの正体まとめ
ここまで、まとめるとペインはかつて忍びだった人たちの遺体であり、全員自来也に出会ったことのある忍びでありました。
また、ペインを操作している本体は、長門という自来也の弟子でもありました。
このペイン倒したのが、ナルトでありこれもまた自来也の弟子であるといった偶然ではないような出来事ですね。
人の心を動かす不思議な力を持っているナルトはすごいですね。
忍びの世界を変えるのは、ナルトしかいないと思っています。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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