マグビルドは、マグネットで遊ぶおもちゃですが、マグネットによる事故をご存じでしょうか。
マグネットは小さい物が多く、こどもでも簡単に飲み込んだりできてしまいます。
マグビルドもマグネットが使用されており、誤飲の危険性がないのか気になりますよね。
小さい子供が遊んでも大丈夫?
そこで本記事では、マグビルドは
「小さい子供が遊んでも大丈夫なの?」
「誤飲する可能性はあるの?」
このような疑問を解決できる内容となっています。
この記事でわかること
- マグネットによる事故について
- 【マグビルド】どんなおもちゃなの?
- 【マグビルド】事故のリスクがない安全なおもちゃ
- 【マグビルド】遊ぶ際の注意すること
目次
【マグビルドに事故の危険は?】マグネットによる事故について
まずはじめに、磁石を誤飲してしまった事故について解説します。
マグネットセットという磁石のおもちゃですが、3㎜~5㎜ぐらいの小さな磁石で球状の物や正方形の物で数十個から数百個もあり、1つ1つ離して遊ぶことができ、いろいろな形にして遊んだりすることができます。
しかし、1つ1つがとても小さく、小さいこどもが遊ぶにはとても危ないですよね。
こどもは何でも口に入れてしまいますので、こどもの誤飲事故が多発し、2017年以降11件もの誤飲事故が発生していました。
複数の磁石をのみ込むと腸管などが挟み込まれて穴が開いたり、摘出に手術が必要になったりし、2017年以降、7歳までの子供の誤飲事故が計11件確認された。
読売新聞オンライン(マグネットセットなどの玩具、小型品の製造・販売を規制へ…子供が誤飲する恐れ)
これはマグネット同士が、体の中で引っ付いてしまって起こった事故になっています。
アメリカでは、死亡事例もあるみたいですので、とても怖いですよね。
このような子供が危険に晒されるおもちゃがあると、安心しておもちゃで遊ばせてあげれないですよね。
このような誤飲事故をなくすため、2023年6月19日より政令が改正され、子供が誤飲する恐れのある小さな製品の製造や販売が禁止になりました。
まだご家庭にある場合は、お子さんに遊ばせないように注意してあげてください
※画像引用元:PRTIMES 飲んだのは、小さな “時限爆弾”~体内でくっつく・膨らむ「こどもの誤飲事故」に注意~
【マグビルドに事故の危険は?】どんなおもちゃなの?
SNSなどで大人気のマグビルドですが、マグネットを内蔵したパーツで立体パズルのように組み立てる、マグネットブロックのおもちゃになります。
お城やお家などいろいろな形に変形させることができ、色のバリエーションも豊富で、形も四角形や長方形などのいろんなパーツもあります。
そのため、子供の創造力や好奇心などたくさんの能力を身に付けることができるおもちゃになっています。
マグビルドは1歳から遊べる
マグビルドは1歳から遊ぶことができます。
公式サイトには、推奨年齢が3歳からとなっていますが、ママやパパが付き添いであれば、遊ぶことができると書かれています。
1歳でも、いろんな形があるので触るだけでも刺激になり、おもちゃがくっつく感覚など十分楽しむことができます。
マグビルドは1歳から5歳ぐらいまで、長く遊ぶことができるマグネットのおもちゃになっています。
ママやパパが付き添いであれば、1歳からでも遊ぶことができる
マグビルドの値段と購入方法
マグビルドの値段は、ピースの数であったりセットの内容により異なります。
マグビルドには4つの種類があり、以下の通りです。
マグビルドの種類
- ベーシックセット 「70ピース」 ¥8,599(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
- スロープセット 「72ピース」 ¥8,299(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
- スローププラス 「100ピース」 ¥8,499(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
- カラーズ 「130ピース」 ¥12,999(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
購入方法は、ネット通販で売られており、「楽天市場・Amazon・ヤフーショッピング」で購入できます。
【①ベーシックセット 70ピース】
一番おすすめなのが、このセットになります。
70ピースでも少ないことはなく、十分遊ぶことができます。
また、遊んで学べる図解付きの本もセットになっていますので、1歳から3歳ぐらいの小さなお子さんからでも難しくなく、遊ぶことができるセットになっています。
【②スロープセット 72ピース】
ボールを転がすスロープとボールがセットになっています。
さらに発展した遊びがしたい人向けのセットになっており、4歳ぐらいで自分でいっぱい作りたいというお子さんがいる方はこちらがおすすめです。
【③スローププラス 100ピース】
スロープの数がプラスされたセットになっています。
ピースも100個とたくさんあり、兄弟ケンカの心配もありません。たくさんスロープを作ってボールを転がしたいというお子さんはこちらがおすすめです。
【④カラーズ 130ピース】
カラーバリエーションが豊富なセットになっています。
芸術の感性を育んだり、色彩の感覚を培うことができます。ピースもたくさんあり、ピースを重ねることで色を濃くしたりすることもでき、子供が作成したかわいいインテリアとしても楽しむことができます。
【マグビルドに事故の危険は?】安全な理由5選
SNSで大人気であるマグビルドですが、事故の危険はほとんどないと言えます。
事故の危険がない理由として、以下の5つの理由があります。
事故の危険がない理由
- 磁石がパネルに内蔵されている
- ABS素材を使用している
- バリが一切ない
- 指がはさまっても痛くない
- 厳しい審査に合格している
1つずつ詳しく解説していきます。
①磁石がパネルに内蔵されている
マグビルドの磁石は完全に覆われており、マグネットを取り外すことができないようになっています。
誤飲する恐れとして、1つ1つが小さいものであったり、バラバラにすることができるおもちゃが考えられます。
マグビルドはパーツ自体をバラバラにしたりすることはできなく、パーツ1つが飲み込めるほど小さくないので、誤飲する可能性はかなり低いと考えられます。
②ABS素材を使用している
マグビルドは、万が一口に入れても安心なABS素材を使用しています。
ABS素材は、体に害のない素材になっているので、レゴブロックなどにも使われています。
小さなお子さんはすぐに口に入れたりしますが、安心して遊ばせることができます。
また、衝撃に強い特性があるため、簡単に破損することはありません。磁石がむき出しになったり、割れてケガをするといったことはほとんどありません。
③バリが一切ない
マグビルドには一切バリがありません。
バリとは加工した際にできる、出っ張りやギザギザのことを言います。
このバリがあると子供の手などを傷つけてしまうため、危険ではありますが、マグビルドにはないので安心して遊ばせることができます。
20以上の提携工場をテストし、最良なパーツの仕上がりを実現する工場を採択。
マグビルド公式HP
品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001を取得した工場で最高品質の生産を行っております。
選ばれた工場でマグビルドを生産していますので、安心ですよね。
安いおもちゃであったり、100均のおもちゃなどにはよく見られますが、マグビルドにはバリがないので安全なおもちゃだと言えます。
④指がはさまっても痛くない
マグビルドの磁石には、強力な「ネオジム磁石」というものが使用されていますが、指がはさまれても痛くないようになっています。
パネルにより磁石の強度が調整され、万が一遊んでいるときにパネルとパネルの間に指をはさんでも、磁力が調整されていますので痛くありません。
指をはさんでも痛くもなく、パネル同士を引っ付ける強度はしっかりありますので、引っ付きが甘く、すぐ外れるということはありません。
⑤厳しい審査に合格している
マグビルドは、出荷前に第三者機関で検品をして、安全であることを確認してから出荷されています。
また、日本の審査にプラスしてアメリカ・ヨーロッパと2か国の審査に合格しているおもちゃでありますので、安全であり安心して遊ばすことができるおもちゃになっています。
外部の第三者審査機関に委託し、全品、全パーツを徹底検品。箱を開けた瞬間のお子様の笑顔が曇ることが無いように、万全を期した状態で出荷しています。
マグビルド公式HP
日本の食品衛生法検査、アメリカの玩具の安全基準(ASTM)、ヨーロッパの欧州玩具安全指令(EN71)に合格した安全安心のおもちゃです。
スロープセットのボールには注意が必要
マグビルドはほとんど事故のリスクはありませんが、「スロープセット」「スローププラス」には、ボールが付属されていますので注意が必要です。
ボールを口に入れてしまい、誤飲する可能性がありますので、しっかり見守る必要があります。
「ベーシックセット」 「カラーズ」には、ボールが含まれていませんので、安心して遊ばすことができます。
1歳~3歳ぐらいまでのお子さんは「ベーシックセット」で遊ばせるのが良いかと思います。
【マグビルドに事故の危険は?】事故を防ぐために注意すること
マグビルドは比較的安全なおもちゃですが、誤飲事故を防ぐために注意してほしいことがあります。
それは、磁石を覆っているピースが割れたり、破損していないかの確認になります。
なにかの拍子に割れたりすることも考えられますので、誤飲事故を防ぐために、一緒に遊んだりしているときなどに破損していないか確認することで、誤飲事故のリスクは減らせると思います。
ただ、マグビルドのピースは丈夫な素材で作られていますので、普通に遊んでいるだけでは破損したりはしないです。
なので、そこまで心配する必要はありませんが、投げて遊んだり乱暴な扱いをすれば、破損する可能性もありますので、注意が必要です。
誤飲を防ぐには、「乱暴な扱いをしないこと」「ピースが破損していないか確認すること」
【マグビルドに事故の危険は?】まとめ
ここまで、マグビルドに事故の危険がない安全な理由5つ、事故を防ぐために注意することを解説しました。
まとめると、
事故の危険がない理由
- 磁石がパネルに内蔵されている
- ABS素材を使用している
- バリが一切ない
- 指がはさまっても痛くない
- 厳しい審査に合格している
誤飲を防ぐには、「乱暴な扱いをしないこと」「ピースが破損していないか確認すること」
マグビルドは比較的、安全なおもちゃになります。
また、子供の創造力や好奇心などたくさんの能力を遊んで身に付けることができる魅力的なおもちゃですので、ぜひ遊んでみてください。
マグビルドの種類
- ベーシックセット 「70ピース」 ¥8,599(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
- スロープセット 「72ピース」 ¥8,299(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
- スローププラス 「100ピース」 ¥8,499(2024.6.3現在 楽天市場調べ)
- カラーズ 「130ピース」 ¥12,999(2024.6.3現在 楽天市場調べ)